ミニコロボックル備忘録

そうです、そういうわけです

ぬくぬくマンと蓄熱式湯たんぽ

またここの存在ド忘れマンしておりました。
12月になり、寒いのであたたかいものについて書こうと思います。

最近の私の革命はこの「蓄熱式湯たんぽ」。f:id:YouMeYou:20211201141110j:plain

私の冷え性を見かねて家族が買ってくれた物で、従来の湯たんぽならば眠い日も寒い日も具合の悪い日も構わずお湯をわかし、それを湯たんぽに入れるという手間があった。
しかも私の家の電気ケトルでは2回お湯を沸かさねばお湯が足りず、二度手間になってしまい、地獄のような冬を過ごしたものだ。
だがこの湯たんぽであればコードに挿して10分程蓄熱するだけで5.6時間ほどは温かさがもつ。もし冷えてしまったとしてもすぐにコードに挿し、再度蓄熱してしまえばいいだけである。

上半身は元々そんなに冷える方ではなく、むしろ夏場のエアコンやストレスを感じた際に「冷えのぼせ」になりやすく、顔等は火照りむしろ冷えピタやアイスノン枕が手放せない時期があった程。
しかし下半身はお風呂に20分浸かった後でもすぐにキンキンに冷え、しかもなかなかその後は暖まらない。

学生時代はそんな事気にすることもなく対処の仕方もわからず、といった感じだったが最近は色々試してみている。

まず漢方に頼ってみる。これは断念してしまった。
普通の冷え性ならば当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、冷えのぼえの症状があるなら桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)がいい、と薬局の方に言われたので桂枝茯苓丸を購入。
が、しかし如何せん朝、昼、晩の1日3回規則的に飲まなければならないうえ値段が高い。2週間分で4000近かったかな。
貧乏ニートにはまあまあ敷居が高く断念、2週間分なので勿論特に効果等は感じず。

次にウォーキング。冷えがあるのは筋肉が無いせい、というのを聞いて血行を良くするついでに筋肉もつけばいいな…という期待のもと。
音楽を聴きながら散歩するのが元々大好きで、何も考えず没頭できれば余裕で3駅分ほど往復できる人間なのでこれは続いている。
お恥ずかしながらまあまあなロマンチストで夜空を眺めながらの夜の散歩が楽しい。それによりまあまあな頻度で流れ星や火球を見たりする。
これはただの蛇足なのだが、夢の中で流れ星を見るとその時夢の中でしたお願い事が叶った事がある。その時は昔の恋人にまだ未練があり、「○○とまたお付き合いできますように」とお祈りした。ら、あちらから連絡が来て、またお付き合いを始めるなど…結局その年の秋には別れてしまい、二度と会うことはないのだが。

後は魔法瓶に暖かいお湯や紅茶を入れて、定期的に飲む事。冷たいジュースは身体に悪いと知りつつ飲んでしまう、のでこれで相殺出来ないかななんて…無理かなあ
でもやっぱり暖かい飲み物は心が落ち着く。デトックスにもなるし、これだけで身体にいいことしてる気持ちになってそれだけでも達成感というか、ちゃんとしてる感がうれしい。

後は緊張したりストレスをなるべく感じない環境に身を置くことだなぁと常々…
適度な緊張やストレスは身が引き締まっていいんだけど、それは必ず自分にとって身になる、プラスになるものであるべきよな〜


まあとりあえず、でかい犬でも飼って、まあ欲を言えば追加で可愛いねこちゃんでもお迎えして、あたたかぬくぬくハグすりすり好き好きライフ送りたいよな〜
どうぶつ湯たんぽこそが結局正義な気がするよ

ここ最近の気付きを箇条書き

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熱くなったが最近はクーラーをあまり使用していない。
というのも、私は頭〜上半身に熱が集まりやすい傾向にあり、上半身を冷やすための温度だと足が冷えてしまい、結果具合を悪くしてしまう。
案外家の中に居れば外からの風で充分な日も多く、クーラーを付けないことで上半身が熱くなりやすい現象も少し収まったような気がしているのだ。
今まで現代的な物に頼りすぎていたのかもしれないな、と感じる。
自然の風は気持ちいい(暑いのは本当に嫌だけど)


そんな気付きを最近得たので、自分のメモ代わりにでももっとたくさん気付いた事を書いていこうと思う。


・自分の為、は必ずしも「欲しい物があったら自分の物にする」事じゃない。
欲しい物を譲る事で後で自分が罪悪感に苛まれないようにする事も「自分の為」である。

・人間は多面体なので、どんなに私につらくあたる人でも私が尊敬できる部分は必ずあるし、きっと私に出来ない事をできる人の方が圧倒的に多い。人を嫌わない、縁ある限りその人の他の部分も認める

・「劣っているかどうかは置いといて」劣っててもいい。受け入れる。
ただしそこには必ず「そうかどうかは置いといて」がつく。誰かから見れば確かにそうかもしれないが、他の誰かから見れば魅力かもしれない。もしくは、魅力とまではいかなくとも"劣っている"という程ではない事かもしれない。

・自分が本来持ってて安心するものを自分の本質とする
変なバランスの取り方は危険 どっちも本質として持とうとするような無防備な事はしない

・わざと難しい言葉を使うのでなく、分かりやすい言葉に噛み砕く事も頭の良さ

・「好きです」を「月が綺麗ですね」と言い換えた…という話は有名だけど、私は日常会話でもバンバン使ってしまうので、「Fly Me To The Moon(私を月まで連れて行って)」の方が個人的に告白の言葉として使っていきたいなと感じる

・強くなる、というのには剛の強さと柔の強さがあり、私は後者の方が"なりたい自分"に近い。勿論前者も素敵である。

★・人より未熟な所が部分的にあり、同時に人より成熟した部分も併せ持つのが人間。
「部分的に」「同時に」が重要、あと「大なり小なり」

・イチゴは苦手だけど苺チョコは美味しい、ラズベリークランベリーのスイーツが好き、ブルーベリーも

クチナシの花の香りはあまくて優しい

・昔はハーブの香りが苦手だったけど最近大好きになってきた。ローズマリーの香りのキャンドル

・仮に「ちゃんとした大人の恋愛」がそういうものだとするなら、「お月様が綺麗」や「星が綺麗」である事を喜べないような物ならそもそも私には不要

・被害者ぶっているわけでも良い子ちゃんでいるわけでもなく、ただそうする事でそうなる人が居るのならばそもそもそうする必要がないだけ

・生きている限り気分の上下や色んな出来事があり取り乱してしまうのはしょうがない事だけど、「メンヘラ」として自分の価値、いいもの にする風潮は私個人としては受け入れ難い

・将来誰かと恋人を経て家族になる相手が出来たとして、甘えが出すぎないようにお互い敬語を使うのもありだなぁと思った

・どれか1つの思想や宗教に傾倒する事は私には難しい
例えばキリスト教の文化であるクリスマスは大好きだけど、仏教の教えの方が納得できる部分が多かったりする。
無宗教のまま、自分のものとしていい部分だけ取り入れるが吉

・自分の生命を維持するギリギリのラインより少し上

・結論、全ては人と環境による
1つの強い"これ"だけではない



この記事のタイトル、「ここ最近の気付きを箇条書き」。
めちゃくちゃ声に出して言いたくなるなぁ

糸島の箱嶋神社
よくここの鳥居の前の岩に座り音楽を聴きながら数時間座っている
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ここは掃き溜めであるべきなのだ

このブログを再開して、なんと、「あれ?」と思った箇所を書き直すという行為をしてしまった。

するとまあ止まらないのである。
自分のブログを読み返し、「ここはもし見てくれている人がいた場合誤解を与える表現になってしまう…」と書き直す。
他の記事も見直して、書き直す。

これではダメなのだ。
ここはその時好きだと感じたものや、自分の考えをまとめるために使うべきであって、「見た人がどう思ったか」は絶対に考えるべきではない。

「人に反感を買ったって私は私なのだ」

と思わせてくれるものでなければならないのだ。
こんな掃き溜めでも人の視線を気にしてしまってどうするんだろう。混乱してしまう。

場所がうつっただけで同じことの繰り返しになってしまう。



自分の考えをたくさんの(数十名以上)の人が見ている場所で発信すると自分が少し弱くなったような少し分解されつつあるような、固めていたものが少し分散されてバラバラになったような不思議な気持ちになる。

だから安心して悩んでいられるここに書いているのに本末転倒だなぁ。


私は私の15分後の気分さえ分からないので、16分後には案外ケロッとしているかもしれない。
今夜は少し冷たい空気を吸って、でも足は暖めて、音楽を聴いてたっぷり好きなだけ考え事をして眠りにつこうと思う。

今日のまとめは
「人の目を気にして自分を騙さない場所を持っておく(勿論周りにきちんと気を遣う自分でもいること 使い分けをする。)」、「生きている限り人に嫌われ人に好かれることを受け入れる」

何より「ここでは大衆向けの自分で居てはいけない」のだ。

おやすみなさい。

オープンになろうキャンペーン

を、最近までやっていた。
やっていたというのも相変わらずの「ダメだー!!」期に突入しているからである。

全ての始まりは友人がしていたこのツイートから
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確かにそうだ!!と感銘を受けLINEのアイコンを自撮りにしたりなどした。
確かに色んな人から絶賛を受け自己顕示欲が満たされるも急にくるこの冷静な期間は耐え難い。どうすればよいものか。

五等分の花嫁でリアルの人間関係を考える

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五等分の花嫁という作品はいわゆる主人公の秀才・上杉風太郎が5つ子の美少女達に惚れられるラブコメである。
私はこれを人にオススメされ軽く読み、アニメもチラッと見てみた。

そこで思ったのが、姉妹の距離感とかなんかリアルだなぁ…である。
まず長女の一花
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いわゆるからかい上手のお姉さんタイプの長女(主人公と同い年なのだが)。姉妹の中で四葉と同じく影でコソコソするタイプ。
一見しっかり者のあっけらかんとしたお姉さんに見えるが、時には妹である三玖に変装し、バレたら好きな相手からの好感度が地の果てまで下がり、今後話すことすら危ういリスクありまくりな裏工作をしだすのでやはりちょっとお馬鹿。それで付き合えても罪悪感といつバレるか分からない恐怖心で嫌になりそうだけどなぁ。色々なあれこれが重なりライバルを蹴落とす方向に行ってしまった可哀想なお姉さん。自分の好きな人の近くに居たら一番怖いタイプであるのは間違いなし。自分の好きな人が短絡的な思考の人だった場合誤解されたまま別れる事になりそう。
だが一時期の闇堕ちは置いておいて 本来の彼女はやはり姉妹にとって頼りになる慕われるお姉さんというやつで、闇堕ち以前と闇堕ち解消後のムーブは最高。可愛い。
5つ子の中で五月と同じくらいファッションが好みだった。

次女の二乃
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は、これ!と思ったらこれ!のストレートな暴走機関車タイプ。5つ子の中で1番私とは程遠い人間性だなぁと感じる。「強さの中にある脆さ」筆頭という感じ。
イメージカラーがマゼンタピンクだったり紫だったり色々ある。個人的にマゼンタピンクが似合うと思う。
基本的に私のラブコメや少女漫画での好きなキャラクターは「主人公」と「恋愛相手のキャラ」の2人の絡み方や2人の要素で好きなキャラが決まるので、主人公が風太郎というキャラでなくもっと内気でネガティブ(だけど内側には強さがある)みたいなキャラだったら二乃と結ばれて欲しかったなぁ…と思ったかもしれない。あ、男版三玖だ。
つまり私は両者の要素が正反対のカップル(コンビ)が大好きです。

三女の三玖
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は、五等分の花嫁という作品で1番人気のキャラクター。内気だけど何気に多分姉妹で1番根っこは図太い人間だと思う。外が強く内側は脆い二乃とは結構正反対だけど、だからこそ2人は姉妹の中でセットというか1番相性良いんだろうなと感じる。
これは全員に言える事だが作品(もしくは主人公)が違えばこの子が花嫁だっただろうなって。強気で男らしいけどたまに弱さのあるような武士系主人公と、内気で守ってあげたくなる…かと思いきや内なる強さがあるような尽くす大和撫子ヒロイン三玖。的な。

四女の四葉
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は、ネタバレすると花嫁である。うっえすっぎさーん!
子供っぽい言動、ファッションのわりに精神年齢が1番大人なのが厄介な主人公の風太郎と小学生の頃に会っている運命力の強いヒロイン。いわゆる「闇のある元気っ子」というやつ。馬鹿ではあるが馬鹿ではない。影でコソコソする度姉妹ダントツ1位。学力的には馬鹿だが1番馬鹿ではない。
個人的にもう少し可愛い服を着た四葉が見たかったなぁと思った。

五女の五月
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は、終盤人知れず風太郎への恋心を自覚し人知れず失恋した良い立ち位置のマスコットキャラクター。私が5つ子の中の一人だったら主人公には恋をせず五月の立場で傍観決め込みたいなと思いながら読んでいた。四葉の背中を押していたつもりだったらしい。敬語解除のヒロイン力はやばかったが結果的に「恋愛感情の一切ない義妹」という唯一無二の良いポジションに収まる。
正直自分の服の好みに一番近いので五月のファッションを見るのが楽しかった。ロングスカートとても好きです。



と、まあ5つ子の紹介はここまでにして、
読んできた中で思ったのは姉妹間の人間関係がリアルだなぁ…ということ。

まず私はリアルで居たら二乃が1番遠い存在だったなと思う。(二乃を貶めているわけではなく)
いつでもまっすぐでとにかく真っ向勝負。言いたい事は言う、相手にも勿論言いたいことがあるなら言え、自分は自分。とにかく私から見ると眩しいのだ。全くもって正反対なタイプだから、二乃のような人を羨みながら生きる人生だった。
そしてそこで注目したのが、二乃と一花、二乃と三玖、 そして何より二乃と四葉の関係性。あと一花と四葉

まず一花と二乃。
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長女と次女。だが結構力関係的には対等で、ある場面ではむしろ二乃の方が姉だったな…という所もある。あの中のボスは二乃だなぁ。
コソコソ影で暗躍する一花と、真っ向ストレート勝負な二乃とで一見最高に相容れないように見えるし、多分一花が闇堕ちせずにいたら最後まで相いれなかったように思う。
大きく行動したからこそ、ある意味で自分の意思を貫いたからこそ、二乃という人間に気に入られた(というのには語弊があるが)んだと思う。
一花は世渡り上手というか上手いなぁと思うけど、やらかしが大きかったなぁ…でもだからこそ姉妹にちゃんと溶け込んでいった気がする。大きく失敗しない限り二乃とはなあなあな関係で終わった気がします。

次に二乃と三玖。
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この2人はセットで描かれてる事が多いように本当にベストコンビだったなぁと。だからこそメタ視点で見れば主人公と結ばれるの難しそうだな…とも思った。
まず二乃タイプの人は三玖タイプの人間と本当に相性がいいと思う。というか、気に入る。庇護欲をそそり健気な妹。そりゃ姉御肌な二乃からしたら可愛いよなーって。
三玖から見た二乃は1枚目が全てである。二乃という一見気の強いけど繊細な人間と、それを微笑ましく隣で見守る一見気が弱そうに見えるけど意外と立ち直りの早い三玖。三玖から見ても二乃は可愛い、二乃からみた三玖と違う意味でまた可愛いだろうなって。いつでも一生懸命でまっすぐで、だからこそ脆い二乃の隣にはやはり三玖が合う。お互いがお互いの支えになり得るしストッパーにもなりえる。
姉妹間百合に落ちてしまいそうになった。

そして1番は二乃と四葉
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二乃タイプの人間からしたら、そりゃ四葉はダントツ姉妹の中で相容れない存在だろうなって…。
悪い言い方をすると誰よりも「思い通りにならない」「読めない」存在です。
一花と四葉は同じ「影でコソコソ」タイプですが、それでも一花は「相手を手に入れたい」という強い思いで行動をしました。方法はズルくお世辞にも褒められたものではありませんでしたが放棄はせず貫いてます。そして大きく失敗し、その分反省し、人間的な魅力を取り戻しました。
でも四葉は徹底的にその本心を隠しています。ほぼほぼ他の姉妹の誰にも終盤まで悟らせず、自分の思いをずっと封印し続けました。それどころか諦めモードで恋愛レースに最初から参戦しようともしません。二乃の「強さの中にある脆さ」とはまた別の弱さというか。姉妹への遠慮もあり同じ土俵に上がる事を放棄し、でもそんな状況のまま少しの希望に縋り、自制し…の繰り返しな豆腐メンタルです。
二乃から見た四葉はずーーーっとお面を被っています。表向き子供っぽい四葉のキャラクターに乗り勿論「大事な姉妹」の1人なので大事に思い仲良くしていますが、四葉風太郎への思いは気付いてなかっただろうとはいえずっと「常に何かを隠してる」違和感には勘づいていただろうと思います。絶対に内側を完全には見せてはくれない。ずっと周りに対して一定の壁を作っている。二乃からしたら自分と正反対過ぎて気味が悪かった事でしょう。勿論四葉への愛はめちゃくちゃあったし大きかったと思います、だからこそ心を開いて欲しいとずっと思っていたはず。
まさに真っ向勝負の二乃とは対象的な存在が四葉です。
逆に、四葉からみた二乃もある意味大きい存在だったと思います。曲がり道ばかり、空っぽで、大きな挫折も経験し、姉妹への大きな罪悪感のある自分と、まっすぐ1つの方向だけを見る自分と正反対の二乃。眩しかっただろうなぁ。
私はどちらかと言えば四葉に少し共感できる価値観の人間なのでどうしても四葉に肩入れして話してしまいますが、二乃は本当に人間としてとても魅力的な人間だと思います。とても「陽」側の人間だなって。そんな二乃の「弱さ」を見付けてくれる人と将来は幸せになって欲しいです。
四葉と二乃は最終的に、本当に最後の最後で大きくぶつかる事で仲は改善しました。
それ以前の二乃はどんな感情で四葉を見てたんだろう。そう考えると私が接してきたあの子やあの人は私をどんな風に思ってたんだろうと考えさせられます。
人と向き合う事ってとても精神と体力を消耗するのです。それを面倒くさがりでフットワークの重い私は「その後の自分の消費した色んな物のケア」を面倒くさがり放置してしまいがちになり、無難な対応しかせず逃げていつの間にか疎遠になってしまう。だからこそ避けれた傷付く事も勿論たくさんありますが、大きく成功する事はめちゃくちゃ少ないです。これは対人関係だけでなく私の人生全体に言えます。落ち込むなぁ。
相手とのぶつかり合いを避けずに向き合った四葉は凄いです。あ、あと「ちゃんと相手と向き合えるかどうか」はフィジカルも関係ある気がします


そしておまけ程度に一花と四葉
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この2人は作者さんがセットのつもりで書いてる、と言っていた通り似てると思います。似てる。
同じ影でコソコソタイプです。そして一花は四葉が居なければ1番いい線いってただろうなと私も思う。要所要所で風太郎を支えるムーブをしていましたし、風太郎も一花を頼りにしている描写が多かったです。
終盤、四葉に対してどう思いを伝えればいいのか…?という場面でもそうでしたね。
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2人の関係性ですが、四葉にとって一花は大事な姉妹でありまあトラウマもんの存在でもあります。多分私が四葉の立場で風太郎を好きだったら1番ダントツ怖いのは一花です。次点で五月かなぁ。
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いつでも自分の物を持ってくジャイアンな一花、しかも美人(同じ顔ですが)、女優、一見世渡り上手な性格、成績も姉妹の中では比較的良い方、風太郎への接し方や風太郎からの接し方も傍から見れば「バランス良い協力関係」に見える。長女と長男としてちょっと落ち着いた2人の世界もあるような。四葉が部活の手伝いを辞めるように働きかけてくれる際の2人のムーブも相棒同士感があります。
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私なら2人の関係に劣等感持つだろうなって。子供(に見える)っぽく見える自分じゃあな…と引け目を感じてしまうと思います。
ただそれでも一花は勿論大事な姉妹でした。転校先にも付いてきてくれ、姉として優しく姉妹や自分を導いてくれた二乃とは違った意味で眩しい存在だったと思います。
一花からみた四葉は複雑だったと思います。一見自分が助けてあげなきゃいけない子供っぽい妹。でも自分が深く悩んだ際は四葉の言動に大きく助けられましたし、実際一概に一花の方が大人だったとは言いきれない所があるなぁと思います。一花の部屋を掃除していたのも四葉ですし、何かとやっぱり妹に助けられている場面があるなと。

とまあ長くなりましたが、とにかく
結構5つ子の関係性をリアルな人間関係にあてはめてみても何かと痛いところつく場面があるなぁと思いました。
五月は結構自分の中でファンタジーな存在で、1~4は結構 ああ居るなぁこういうタイプ…というのがあるのですが五月だけは前例がなく、とにかく最初から最後まで「姉たちの可愛いマスコットキャラクター的妹」だったなぁって。あまり姉妹間で確執もなく、強いて言うなら二乃とちょっとあったくらいかな。あとは四葉と少し。

ありがとうございました。おやすみなさい。

ハチミツとクローバー、そして「天才」と「凡人」

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存在自体はだいぶ前から知っていたのだがちゃんと読んだのはここ最近。少し読むとハマってしまい全巻集め、色んな人のブログでハチクロに関する感想を舐めるように眺める日がしばし続いた。

最初にハチクロの存在を知ったのは中学生の頃、ニコニコで「片想い」を知り、山田の存在を知り、少しだけ調べてみたのがきっかけ。
その時は悲しい曲だなぁ…と思うだけで深追いはしなかった。

2度目に気になったのは数年前。
1つ上の大好きだった女性の先輩が「人が恋に落ちる瞬間を見てしまった」のシーンを私に送り付けてきて、かつ漫画アプリでちょうどハチクロが何巻かまで無料で読めたのである。そこで3巻ほどまで読んだ。
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そしてここ最近ハマったきっかけは、ある時突然「ムーン・リバー」という曲にハマり、その曲を調べていくうちにリカさんが目に止まったからだ。

リカさんというのはエヴァでいう綾波みたいなキャラクターで、前述の山田さんが片思いしている真山に片想いをされている ショートカットに細身、儚げな雰囲気を纏う未亡人。まさに支えてあげたくなるようなタイプの人。
そしてリカさんに片思いしている真山に片想いしているのが山田あゆみというキャラクターはスタイルがよく可愛いらしく、とにかく恋愛初心者で健気なのだが、私が真山の立ち位置にいたら絶対この子には惹かれないだろうなぁ…というのが分かってしまい、読んでいてとても苦しくなってしまったものだ。
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というのも、あまりにも「元気」で「普通の可愛い女の子」過ぎるのだ。どうしようもなく惹かれてしまう「陰」の部分がなくひたすら「いい子ちゃん」。どうしても陽の側の人間なのだ。普通に健康的に人生を謳歌する側の人間。そら真山のような人間に好かれるのは難しい。
なぜならその真山が惹かれてる相手はとことん儚げでとことん生きる事を放棄してる生命力の欠片も感じないようなほぼほぼ壊れてしまった女なのである。そんなの支えたくなってしまうやんけな。目が離せんやんけな。自分が幸せにしたいとか思うやんな。
ここがホントに見てて苦しかった。
山田と真山が結ばれるとしたら、リカさんが他の登場人物の知らぬ間に亡くなってしまって 数年後まだリカさんを忘れられない真山がなし崩しにずっと傍に居続けたであろう山田とリカさんを一生忘れられないまま 結ばれる可能性がちょっとあるかも…ぐらい?うーん。
リカさんがifの世界で亡くなったとして真山という人間は後追いはしないはずだし、表面的には上手くやっていくだろう。ボロボロになったまま。そんな真山を勿論山田は放っておけるはずもなく、そうなると余計に野宮(後から出てくる山田の王子様的存在)の存在は山田の中で小さいものになり、ずっとずっと真山に縋り支え続けるだろうし。
「リカさん」という大きな存在が、物理的にはいなくなり中途半端に希望が見えてしまうから。真山の心には生きていた頃よりある意味で大きくなってしまったとしても。

私はハチクロの中で好きなキャラははぐちゃんとリカさんだが、どうしてもやはり語るとなると山田ばかりになってしまう。
というのも1番居そうで、かつ見てると苦しくなって、共感性羞恥なども感じてしまって、女の私にとって1番「なりたくない存在」だからである。

儚く弱い特別な存在に負ける強く健康的な普通の女の子

というのが本当に辛い。
私も人間なので特別でありたくて、普通の女の子でありたくないから。
だからやはり人間味の感じないファンタジーな存在であるはぐちゃんとリカさんに希望を見いだしてしまうのである。こんな風に自分の事ばかりで生きていたらいつの間にか王子様(リカさんでいう真山、はぐちゃんでいう竹本、修ちゃん、森田さん)が現れて助けてくれないかなぁなんて。現実はそうはいかないけど。


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もう1人「弱く儚く特別な存在」であるはぐちゃんが居る。
彼女も彼女で1人で社会で生きていく上では絶望的な人間的生活能力の無さと、その代わりにステータス全振りしたかのようなバケモノ並の才能を持っている体の小さい妖精のような子。
本当に、「芸術的才能」だけで今まで生きてきた女の子です。誰からも特別視されて、実際に特別な人間だったがゆえに周りからの嫉妬、やっかみ、それ以外でも「私なんかが何もしてあげられそうにないから…」という理由で周りから一線を引かれていました。

彼女は終盤大怪我してしまい、これからの人生での芸術活動をしていけるかしていけないかの運命の分かれ目に直面します。
これは彼女が「芸術のバケモノ」として生きるか「人間として生きるか」の境目だったように私は感じました。

結局、彼女が取ったのは芸術に傾倒して人生を費やして生きること。
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ここで修ちゃんと人生を生きることを選んだ事に対して色んな意見を見かけましたが、私は2人が一緒に生きることにした事に疑問は抱きませんでした。

はぐちゃん自身が恋していたのは森田さん、ではまず何故森田さんを選ばなかったのか。
彼が与えてくれるのは「刺激」です。はぐちゃんのインスピレーションは森田さんから受けています。とても大きな存在ではあると思いますし、持っている力も対等です。
ですが彼女の人間としての能力を補ってあげられる「普通の人間力」が圧倒的に足りないのです。
はぐちゃんを普通の人間として生きさせてあげられる、人間に繋ぎ止めてあげられるものがありません。
天才と天才同士とは凸と凸のようなものです。宇宙人と宇宙人。2人で居ると上に上にと飛んでいくばかりで、人間としての生き方がわからないまま地に足がつかないのです。
勿論宇宙人同士能力を高め合う事が悪いとは思いませんが、その点では年齢を重ねた修ちゃんの「天才になれず凡人として生きる他無かった、社会で普通の人間をやっている人」がはぐちゃんの傍に居てくれて良かったと個人的に思います。

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(漫画アプリのコメント欄より)

ちゃんと地面に足を付けさせてくれる、普通の人間の修ちゃん。はぐちゃんが人間としての感情を持てる安心出来る雨のような修ちゃん。
賛否両論ありますが、私にはむしろちゃんと納得いく結末だったなと思います。
竹本くんは言わずもがな、まだまだ未熟過ぎました。
森田さんには無い平凡なしっかりとした人間力を持ちながらも、修ちゃんほど人間がまだ出来ていません。はぐちゃんという「人間として生きる力のほぼ無い芸術のバケモノ」と生きていくには本人もまだ幼すぎたのです。

とはいえ彼が大学を卒業して数年ほど歳を重ねて、どっしりした自分自身の基盤が出来上がった頃、修ちゃんに挑戦状を叩きつけるのもアリかなぁなんて思ってはいます。
がんばれ竹本くん、実は結構好きです。
凡人も天才も互いに互いを複雑に思いあっているのである。



私はリカさんやはぐちゃんを見た時、「害虫」という映画の宮崎あおい演じる「サチコ」を思い出す。
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彼女も「不幸な生い立ちのある特別で魅惑的な存在」だ。
周りの人間はサチコにとにかく惹き付けられるし、夢中になっていくし、最終的にほぼほぼ全員が不幸になっていく存在。
そしてここにも「健康的な普通の女の子」が登場する。不登校のサチコを学校に連れ戻し、親友として接してこようとする「夏子」という存在。
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彼女は優等生だ。山田あゆみと同じく健康的で、家庭環境もなんの問題もなくて、友達もちゃんと居て、好きな男の子も居る「普通のありきたりな中学生女子」。
もし夏子を主人公とした視点から見ればサチ子は「なんで?」の塊である。
学校に来ない事、あんなに何も喋らないのに、態度もそっけないのに夏子の好きな男の子はサチ子を好きになる事、最終的には(誰がやったか夏子は多分知らないが)夏子の家に放火してサチ子は楽しそうにケラケラ笑ってたりなどする。夏子に肩入れしてこの映画を見れば完全に悪役だ。
因みにこれはハチクロの山田とリカさんにも言える。
リカさんは綺麗ではあるが無口なのに、自分の方が傍にいるのに、同じコミュニティにいて接する時間も長いのに、こんなに自分は真山を好きなのに、どうしようもなく真山はその「無口で人形みたいに生気のないリカさん」が好きなのだ。リカさんは勿論放火等はしていないが、山田に肩入れしてみればリカさんに対してはやはり良い印象は無い。私はリカさん好きだけど。

これと似た現象を他の作品でも見かけた事がある。少し違うがリゼロのエミリア ← スバル ←レムの三角関係の図とか。
レムがいくらスバルを想おうと、そしてスバルからレムが大事に思われようと、どうしたってどうしようもなくスバルの絶対的な「恋愛感情ありきのヒロイン」はエミリアなのだ。因みにラムお姉様が1番好きです。

あとは「渇き。」の小松菜奈演じる「加奈子」も。
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おやすみなさい。

MOMOLANDのこと

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MOMOLANDは、韓国のガールズグループ。MLDエンターテインメント所属。グループ名はミヒャエル・エンデの童話「モモ」になぞらえ「時間に追われる人々に一つずつファンタジーを取り戻す」という意味が込められている。サバイバル・オーディション番組『MOMOLANDを探して』で選抜された。 ウィキペディアより

私が数ヶ月前くらいまでどハマりしていた韓国のアイドルグループである。

1番最初にハマったのはそれこそもう2年くらい前の事で、ヒット曲BBoom BBoom(プムプム)の日本語版が出たあたりくらい。
一目で最年少のナンシーちゃんに惚れた。

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彼女は2000年4月13日生まれのアメリカ人ハーフの女の子。

とにかくお姫様!!プリンセス!!めっちゃくちゃディズニープリンセスのような女の子なのである。
うすーい綺麗なピンクが似合う女の子という感じ。

なんせ声も超可愛い。小鳥の鳴く声とはまさに彼女のような声だと思う。歌声も話し声も天使のようだった。
お顔もハーフのいいとこ取りのような濃すぎないハッキリした顔立ちで、主張し過ぎない目元に惹かれた思い出がある。

同じグループの、ナンシーちゃんよりも年上の女の子にヨヌというこれまた超絶美人の女性もいたけど、私自身それなりにハッキリした顔立ちの女の子が好きだったので惹かれたのはナンシーだった。


あとは体型。

ヨヌちゃん始めモモランドの他のメンバーはとてもホッソリしているのに対し、ナンシーはアメリカの血なのかちょっとむっちりしていた。
一時期むっちりが行き過ぎて叩かれたりもしたが…最近はとても持ち直してきたように思う。
ガリガリ過ぎず、その顔立ち、声もあいまってとても自分には魅力的に見える。その調子でいってほしいなぁ。


モモランドは最近追えてないけど、ナンシーちゃんの今後だけは度々追っている。
数ヶ月前に出た新曲のthumbs upもfanCome超漁りまくりました。

と、グダグダですがとりあえずモモランドのお話しを。